階段部における自然土舗装材・防草材のひび割れ(クラック)は、下地路盤の影響や施工時の締固め不足による要因があります。
この場合ひび割れ部分のみの補修では再度ひび割れの発生が起こる可能性があります。
そのため再度強固な路盤整正が必要になります。
路盤整正については改良材(セメント等)にて改良し、十分に締め固めを行ってください。
このページでは自然土舗装材(スーパーガンコマサ)の階段部舗装面のひび割れ(クラック)補修方法についてご紹介いたします。
*嵩上げが可能な場合は化粧マサでのオーバーレイ補修が有効です。
化粧マサ刷毛しごき工法を参照下さい。
階段部分のひび割れ補修方法
スパンの撤去
ひび割れが発生したスパンを撤去します。
地盤改良
路盤整正(地盤改良)を施し、十分に締め固めを行います。
下地への水打ち
下地(路盤)に水打ちをします。(下地への吸水を防止するため)
自然土舗装材スーパーガンコマサの施工
スーパーガンコマサの施工(標準施工マニュアルに準ずる)
>> 自然土舗装材スーパーガンコマサ
適量散水量にて散水
適量散水量にて行う。
堀り込み確認
施工厚の2/3以上、水が浸透していることを目視で確認する
第二転圧
転圧は十分に行う。(ローラーが使用出来ない箇所では、コテ・どはたたきにて締め固め行う)
養生散水
施工後1時間を目安に行う。急激乾燥を防止するため
マット養生
夏季の直射日光による急激な乾燥から起こるヘアークラック防止のため
関連リンク
>> 自然土舗装材スーパーガンコマサ
>> 自然土舗装材・防草土のクラック(ひび割れ)補修・メンテナンス方法
>> 自然土舗装材・防草土に生じるクラック(ひび割れ)について
>> 自然土舗装材スーパーガンコマサの階段への施工時の留意点