土などの物質が水を通す性質および水の通しやすさを表す。
物質内の水の通しやすさを示す係数を透水係数と言う。透水係数が大きければ通しやすく、小さければ通しにくい。
透水係数のみで10^-4m/secと10^-6m/secを比較すると、10^-4=0.0001と10^-6=0.000001から、10^-4m/secが水を100倍通しやすい。ただし、実際の透水の速度は、透水係数以外に、水を通す距離と水にかかる圧力が関係するため、現場によって異なる。
透水係数で見たガンコマサの位置付けは下図のようになる。
透水係数10^-4m/sec程度のガンコマサは、1秒で約0.1mmを透水するが、水が浸透してくることで水にかかる圧力が変わり、透水が遅くなり水たまりが発生する。
水たまりを防ぐには排水勾配が必要である。
