土の風合いを活かしながら雑草を抑える自然土防草材
※NETIS登録 SK-010017V(旧登録)
信頼と実績
平成10年に発売以来、土舗装材業界のパイオニアとして出荷実績に信頼。
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南環状線中央分離帯
(徳島県) -
高松道高架下
(香川県) -
15年経過写真 蔵本公園
(徳島県)
品質
- ◇厳選した良質の真砂土を使用。
- ◇徹底した品質管理のもと粒度を一定にして固化材と均一配合し、高品質でムラが少なく安定したプレミックス製品。
環境性・安全性
- ◇アスファルト・コンクリート舗装と比べ表面温度が低くなり、夏場の照り返しを緩和。
(ヒートアイランド現象抑制効果) - ◇土壌環境基準(重金属等〈第2種特定有害物質〉)は基準値以下の安心製品。
- ◇建設発生土土質区分は第2種改良土であり、地域ごとに定められた処理方法により再利用する事が可能。
主な使用用途
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中央分離帯
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道路植樹帯
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高速道路視線誘導標
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鉄道 線路脇
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歩道植樹帯
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工場緑化
施工実績
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香川県善通寺市
(中央分離帯) -
兵庫県淡路市
(中央分離帯) -
愛知県岡崎市
(国道1号線路肩)
施工設計基準
ガンコマサの下地は、現状土を締め固めます。
下地の状態が悪い場合は、砕石を入れて適正な下地(路盤)を形成します。
樹木の保護のため、幹の周り(目安としては幹の直径3倍以上)を空けて施工し、マルチング材等を施工します。
標準歩掛り
※平面施工(t=30)【日当り/100㎡】
土木一般世話役 | 1.0人 |
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普通作業員 | 3.2人 |
ガンコマサ | 200袋(ロス含む) |
諸雑費 | 労務費の10% |
注意事項
- ※諸雑費は、機械器具損料として適用しています。
- ※基礎工事、除草、型枠、機材及び養生費等は別途計上をしてください。
- ※表記ガンコマサのロスは、路盤への沈着と転圧による沈みを考慮しています。
- ※標準的な歩掛りであり、施工場所の状況によって変わります。
施工手順
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下地整正
除草、スキ取り及び不陸整正を行ない路盤を転圧します。 ※雑草は、根から取り除いてください。
※2%以上の排水勾配をつけてください。※端部の防草対策にハシピタンとの併用を推奨します。
※転圧にはプレートタンパ・ハンドガイドローラー等を使用してください。 -
敷均し・表面整正
木コテ・プラスチックコテまたはレーキで敷均し、表面調整を行ない、排水勾配を施して下さい。
※配袋量:2袋/㎡(施工厚:30mm)
※幹周りは、樹木の直径3倍以上空けてください。
※金コテは使用しないでください。 -
刷毛引き
コテ及びレーキ等の跡を消します。
表面粒子の偏りを無くし、均一な仕上がりにします。
※施工表面を軽く撫でる程度に行なってください。 -
基本散水
シャワー状の柔らかい散水を全体にまんべんなく行ないます。
※表面に水が浮き上がる程度の散水を5~10分置きに3回行なってください。
※必要散水量:8~9L/㎡(施工厚:30mm) -
掘込透水確認
施工面を直接掘込み、水の浸透具合を目視で確認します。
※水が施工厚の2/3以上に浸透していることを確認します。不足している場合は再度散水を行なってください。 -
養生
施工完了後にシャワー状の散水養生を行ないます。
※夏季施工時には急激な乾燥を防ぐために翌日も「散水養生」を行なってください。
※冬季施工時には散水養生後、初期凍害を防止するために「マット養生」を行なってください。
※雨、湿気を防止する為にマットの上にシート等を被せてください。
施工上の注意
- ※下地(路盤)転圧にはプレートタンパ・ハンドガイドローラー等による転圧を行なってください。
- ※使用するコテは木コテもしくはプラスチックコテを使用してください。金コテは 使用しないでください。
- ※散水の過不足により硬化不良が起こることがあるので、ご注意ください。
- ※降雨、降雪時には、施工しないでください。
- ※凍結の恐れがある為、日中の気温が5℃以下の時は、施工しないでください。
- ※屋内での使用はしないでください。
組み合わせ工法
特長
- ・隙間から生えてくる雑草をシャットアウト。
- ・敷均すだけの簡単施工。
- ・下地に施工するので舗装本来の姿を維持。
- ・除草剤などの薬品不使用。
- ・リサイクル骨材の使用。
製品仕様一覧
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主要骨材 真砂土固化材 荷姿 25kg袋 / 500kgフレコン ※1 / 1tフレコン ※1 含水比 1.0%以下 -
圧縮強度 10.0N/m㎡以上 ※2 曲げ強度 2.00N/m㎡以上 ※2 標準施工厚 30mm
- ※1受注生産により500kgフレコン、1tフレコンも用意できます。
- ※2上記強度試験結果は、JISR5201に準じた試験方法にて行なった弊社開発部試験結果に基づく。(2019年3月現在)
試験データ
建設発生土土質区分 | 第2種改良土 ※1 |
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土壌環境基準・重金属等 (第2種特定有害物質) | 基準値以下 |
※1砂および礫と同等の品質が確保できているもの
表面温度比較表
注意事項
- ※製品特性及び現場環境により、白華・ひび割れ・苔が発生することがあります。
- ※自然土のためロットにより多少色の違いがあります。
- ※ご使用にあたってはマスク、手袋、防塵メガネ等を必ず着用してください。
- ※植樹帯などでは、樹木の成長を妨げないように根元周りを空けてください。
- ※自然土の風合いを優先させた製品のため、表面の粒が取れることがあります。
- ※樹木の成長によりひび割れ等が発生する場合があります。
- ※端部に隙間ができた場合、その部分から雑草が発生することがあります。
- ※本品は湿気のない場所で保管し、開封後はお早めにご使用ください。
- ※包装材等の処理は、自治体が定める基準に従って、適切な処理をしてください。
オプション
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シートパレット
意匠登録商品
荷降ろし作業が軽減、現場へ材料搬入時の手降ろしがなくなります。従来パレットに比べコスト削減。
マジックテープでフルオープン!
シートパレット(48袋/1,200㎏)梱包配送でユニック・フォークリフトを使用でき、積み降ろし時の負担を軽減。
コケ・カビ抑制仕様
舗装表面の黒ずみや汚れを抑制します
荷姿
- 25kg袋 / 500kgフレコン※1 / 1tフレコン※1
※1受注生産により500kgフレコン、1tフレコンも用意できます。
コケカビ抑制効果 経過状況
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施工時
2011年
スーパーガンコマサ法面防草工
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3年経過
2014年
斜面奥側は通常品、斜面手前側はコケカビ抑制仕様
通常品は黒ずみが出ているが、コケカビ抑制箇所は施工時の真砂土色を維持しています
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6年経過
2017年
斜面奥側は通常品、斜面手前側はコケカビ抑制仕様
6年経過でもコケカビ抑制効果を持続しています
コケカビ発生状況
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黒カビによる黒ずみ発生(左)
コケカビ抑制仕様(右) -
黒カビの上にコケが生えだす
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緑のコケが広がる
※日陰や湿気の多い場所では、コケが生えやすくなり、抑制効果年数に違いがでます。
施工実績
NETIS登録商品
NETIS登録技術とは?
NETIS(New Technology Information System)は、国土交通省が運営する新技術情報システムで、新技術に関する情報をデータベース化し一般に公開して広く共有・提供することで、新技術の活用促進と一層の技術向上を目的としたものです。
NETIS登録商品のメリット
- ・活用提案で工事成績に加点
活用提案の段階では工事成績評定で加点の対象となるとともに、活用によって効果的であった場合はさらに加点。 - ・総合評価方式の加点で入札にも有利
総合評価方式においても新技術の活用提案により、加点対象となります。(配点は地方整備局により異なります)
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